この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
混沌の館
第3章 電マを欲しがる人妻
 美香の書き込みは、『今日の夕方以降、会える人はいませんか?』という内容だった。


 私がサイトに登録して以降の1か月間、書き込みはしていなかった。



 常連ではないようだ。



 私のコンタクトに対して返ってきた返事は、条件『別苺』という内容だった。申し分ない。

※『苺』とは、1万5千円を指す隠語のこと。


 私は、直ぐに彼女の条件を承諾し、待ち合わせ場所を決めた。



 待ち合わせ場所は、寮から車で20分程の運動公園の駐車場。

 そこは高速のインターからも10分程で、インターの付近は有名なラブホ街だった。待ち合わせの場所としては絶好と言って良い。


 待ち合わせの時刻に、私はその駐車場で美香が到着するのを待っていた。


 薄暗くなった駐車場には車も疎らに止まっているだけだ。

 お互いの車の特徴は伝えてある。容易に探しあてられるだろう。



 ただ、警戒は怠る訳にはいかない。『美人局』の可能性もあるからだ。

 私は、念の為に早めに到着して不審な車がないかチェックしておいた。そして、万が一の為に直ぐに逃げられるように駐車していた。



 約束の時間を少し遅れて、美香がメールで知らせてくれた特徴の車が駐車場に入ってきた。




/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ