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混沌の館
第3章 電マを欲しがる人妻
美香の書き込みは、『今日の夕方以降、会える人はいませんか?』という内容だった。
私がサイトに登録して以降の1か月間、書き込みはしていなかった。
常連ではないようだ。
私のコンタクトに対して返ってきた返事は、条件『別苺』という内容だった。申し分ない。
※『苺』とは、1万5千円を指す隠語のこと。
私は、直ぐに彼女の条件を承諾し、待ち合わせ場所を決めた。
待ち合わせ場所は、寮から車で20分程の運動公園の駐車場。
そこは高速のインターからも10分程で、インターの付近は有名なラブホ街だった。待ち合わせの場所としては絶好と言って良い。
待ち合わせの時刻に、私はその駐車場で美香が到着するのを待っていた。
薄暗くなった駐車場には車も疎らに止まっているだけだ。
お互いの車の特徴は伝えてある。容易に探しあてられるだろう。
ただ、警戒は怠る訳にはいかない。『美人局』の可能性もあるからだ。
私は、念の為に早めに到着して不審な車がないかチェックしておいた。そして、万が一の為に直ぐに逃げられるように駐車していた。
約束の時間を少し遅れて、美香がメールで知らせてくれた特徴の車が駐車場に入ってきた。
私がサイトに登録して以降の1か月間、書き込みはしていなかった。
常連ではないようだ。
私のコンタクトに対して返ってきた返事は、条件『別苺』という内容だった。申し分ない。
※『苺』とは、1万5千円を指す隠語のこと。
私は、直ぐに彼女の条件を承諾し、待ち合わせ場所を決めた。
待ち合わせ場所は、寮から車で20分程の運動公園の駐車場。
そこは高速のインターからも10分程で、インターの付近は有名なラブホ街だった。待ち合わせの場所としては絶好と言って良い。
待ち合わせの時刻に、私はその駐車場で美香が到着するのを待っていた。
薄暗くなった駐車場には車も疎らに止まっているだけだ。
お互いの車の特徴は伝えてある。容易に探しあてられるだろう。
ただ、警戒は怠る訳にはいかない。『美人局』の可能性もあるからだ。
私は、念の為に早めに到着して不審な車がないかチェックしておいた。そして、万が一の為に直ぐに逃げられるように駐車していた。
約束の時間を少し遅れて、美香がメールで知らせてくれた特徴の車が駐車場に入ってきた。