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想い人
第6章 【続】第一章・同級生の想い人

世間は5月の連休真っ只中!
私、高梨美空[たかなし みく]は、現在2泊3日の社員旅行に来ています‼︎
空は雲一つない青空!
周りは見渡す限りの緑!
鳥たちのさえずりに、川のせせらぎ。
「さすが山奥っ、空気が美味しいーっ‼︎ 」
「じゃあ美空は空気を食べてな。肉は私が貰う!」
大自然を堪能する私の隣から、ものすごい速さで伸びてきた箸が容赦無く私のお皿からお肉を奪っていく。
「あーっ、彩華先輩⁉︎ 」
私の叫びも虚しく、私のお肉は彩華先輩の口の中へと吸い込まれていった。
私のお肉を奪った目の前の鬼……柘植彩華[つげ さやか]は、私よりも2歳年上の私の指導係。
落ち着いたダークブラウンの髪を頭のてっぺんでお団子に纏め、バリバリのメイクをしている彩華先輩は私の憧れ。
ハッキリした顔立ちの美人なんだけど、メイクはちょっと頑張り過ぎ……平たく言えば派手。
でもね、私にとってはお姉ちゃんみたいな頼れる先輩。
お肉を奪った事は許せないけどね‼︎
私、高梨美空[たかなし みく]は、現在2泊3日の社員旅行に来ています‼︎
空は雲一つない青空!
周りは見渡す限りの緑!
鳥たちのさえずりに、川のせせらぎ。
「さすが山奥っ、空気が美味しいーっ‼︎ 」
「じゃあ美空は空気を食べてな。肉は私が貰う!」
大自然を堪能する私の隣から、ものすごい速さで伸びてきた箸が容赦無く私のお皿からお肉を奪っていく。
「あーっ、彩華先輩⁉︎ 」
私の叫びも虚しく、私のお肉は彩華先輩の口の中へと吸い込まれていった。
私のお肉を奪った目の前の鬼……柘植彩華[つげ さやか]は、私よりも2歳年上の私の指導係。
落ち着いたダークブラウンの髪を頭のてっぺんでお団子に纏め、バリバリのメイクをしている彩華先輩は私の憧れ。
ハッキリした顔立ちの美人なんだけど、メイクはちょっと頑張り過ぎ……平たく言えば派手。
でもね、私にとってはお姉ちゃんみたいな頼れる先輩。
お肉を奪った事は許せないけどね‼︎

