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想い人
第6章 【続】第一章・同級生の想い人

「ほら美空、肉焼けたぞ」
無言で彩華先輩を睨む私。
そのお皿に、焼けたばかりのお肉を載せてくれたのは、橋本航[はしもと わたる]先輩。
社員旅行2日目の今日のお昼はバーベキュー!
黒色の短い髪をツンツンと立たせた見るからに体育会系の航先輩の活躍の場だ。
「美味いか?」
「んっまぁい‼︎ 」
焼けたてのお肉をハフハフしながら頬張る私を、航先輩は満足気に見つめる。
─────そういうところ、お父さんみたい。
年齢的には8歳違いだから、お父さんじゃなくてお兄ちゃんか。
でも、栗色のゆるふわパーマの髪をツインテールに結び、童顔ノーメイクにおチビな私と並ぶとまるで親子。
ガッチリした身体に、180超えの身長。一重で切れ長の目はパッと見、怖そうな印象の航先輩。
だけど実際は、面倒見が良くて、いつも気にかけてくれるし、フォローもしてくれる頼れる先輩なんだ。
無言で彩華先輩を睨む私。
そのお皿に、焼けたばかりのお肉を載せてくれたのは、橋本航[はしもと わたる]先輩。
社員旅行2日目の今日のお昼はバーベキュー!
黒色の短い髪をツンツンと立たせた見るからに体育会系の航先輩の活躍の場だ。
「美味いか?」
「んっまぁい‼︎ 」
焼けたてのお肉をハフハフしながら頬張る私を、航先輩は満足気に見つめる。
─────そういうところ、お父さんみたい。
年齢的には8歳違いだから、お父さんじゃなくてお兄ちゃんか。
でも、栗色のゆるふわパーマの髪をツインテールに結び、童顔ノーメイクにおチビな私と並ぶとまるで親子。
ガッチリした身体に、180超えの身長。一重で切れ長の目はパッと見、怖そうな印象の航先輩。
だけど実際は、面倒見が良くて、いつも気にかけてくれるし、フォローもしてくれる頼れる先輩なんだ。

