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想い人
第7章 【続】第二章・絶対私の想い人

お酒のせいか、いつもより陽気な先輩社員たちの声。
ドクドクと心臓が暴れ出す。
1階の2人部屋を使う私と透也。
大きな声を出したら、皆に聞こえてしまうかもしれない……‼︎
ドアを開けられれば、恥ずかしいこの姿を見られてしまう……‼︎
「あっれー? アイツら寝てんのかぁ?」
ドアのすぐ近くで先輩社員の声が聞こえた。
緊張に、キューッと身体が締まる。
「美空っ…今…あんま締め付けないで…っ」
動きを止めていた透也が苦しげにそう言うと、私の首筋に顔を埋めた。
「皆…帰って来ちゃった…」
このままお預けは嫌だ。
でも、皆に聞かれちゃうのはもっと嫌だ。
持て余し、もどかしくなる熱が、涙となって零れ落ちた。
ガチャ…
─────ビクンッ
ドアノブを回す音に、心臓と身体が飛び跳ねた。
「大丈夫、鍵掛けてあるから……もう少し付き合って?」
意地悪く笑った透也が、ゆっくりとまた突き上げ始める。
「ああっ」
「声出したら気付かれるよ」
「んンッ⁉︎ 」
透也は私の唇を自身の唇で塞ぐと、激しい腰の打ち付けを再開した。
ドクドクと心臓が暴れ出す。
1階の2人部屋を使う私と透也。
大きな声を出したら、皆に聞こえてしまうかもしれない……‼︎
ドアを開けられれば、恥ずかしいこの姿を見られてしまう……‼︎
「あっれー? アイツら寝てんのかぁ?」
ドアのすぐ近くで先輩社員の声が聞こえた。
緊張に、キューッと身体が締まる。
「美空っ…今…あんま締め付けないで…っ」
動きを止めていた透也が苦しげにそう言うと、私の首筋に顔を埋めた。
「皆…帰って来ちゃった…」
このままお預けは嫌だ。
でも、皆に聞かれちゃうのはもっと嫌だ。
持て余し、もどかしくなる熱が、涙となって零れ落ちた。
ガチャ…
─────ビクンッ
ドアノブを回す音に、心臓と身体が飛び跳ねた。
「大丈夫、鍵掛けてあるから……もう少し付き合って?」
意地悪く笑った透也が、ゆっくりとまた突き上げ始める。
「ああっ」
「声出したら気付かれるよ」
「んンッ⁉︎ 」
透也は私の唇を自身の唇で塞ぐと、激しい腰の打ち付けを再開した。

