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想い人
第8章 【続】第三章・勘違いの想い人

<side 美空>
「暑い…」
薄手に半袖のブラウスの胸元を摘み、パタパタ動かして風を送ってみるが、気休めにもならない。
他の季節ならポカポカ暖かいひなたの席も、夏になれば窓から差し込む光が恨めしい。
私は窓を振り返り、ギラギラ照り付ける太陽を睨むように見上げた。
─────明日から7月…
8日後に、私と透也は付き合って1年を迎える。
私の大好きなピザ食べ放題のお店、透也がしっかり予約してくれた。
ちょうど8日は土曜日。
お腹いっぱいピザを食べた後は、透也の部屋に泊まる。
そこで、2人きりでささやかなパーティーをしたいなぁ…
なんて、考えてるんだ。
「暑い…」
薄手に半袖のブラウスの胸元を摘み、パタパタ動かして風を送ってみるが、気休めにもならない。
他の季節ならポカポカ暖かいひなたの席も、夏になれば窓から差し込む光が恨めしい。
私は窓を振り返り、ギラギラ照り付ける太陽を睨むように見上げた。
─────明日から7月…
8日後に、私と透也は付き合って1年を迎える。
私の大好きなピザ食べ放題のお店、透也がしっかり予約してくれた。
ちょうど8日は土曜日。
お腹いっぱいピザを食べた後は、透也の部屋に泊まる。
そこで、2人きりでささやかなパーティーをしたいなぁ…
なんて、考えてるんだ。

