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想い人
第8章 【続】第三章・勘違いの想い人

パーティーと言えば、ケーキでしょ?
私、料理は嫌いじゃない。
一人暮らしの透也のために、時々夕飯作ったりしてるんだよ?
透也に一目惚れして、”夕飯作るから”って透也の部屋に押し掛けて、多分胃袋をガッチリ捕まえた⁉︎
”美味しい”って透也は食べてくれるから、透也のお墨付き‼︎
でも、お菓子作りは苦手。
特にケーキは、生地が上手く膨らまない…。
カップケーキは、いつも絶対に失敗して、プリンみたいになっちゃうの。
苦手ならやめればいいんだけと、1周年て特別だし、何となく頑張りたい気分!
でも……
カップケーキが嫌いになりそうな程に失敗続き。
プリンは大好きなんだけど、プリンみたいなカップケーキは嫌い。
「あ! それなら、プリンカップケーキなんてどうかな⁈ 」
自宅のキッチンで、独りごちる。
実家暮らしだけど、一人っ子の私の親はまだまだ現役で働いているため帰宅が遅い。
最近は毎日のように、仕事を終えて帰宅した後、私1人でパーティーのためのケーキを練習していた。
私、料理は嫌いじゃない。
一人暮らしの透也のために、時々夕飯作ったりしてるんだよ?
透也に一目惚れして、”夕飯作るから”って透也の部屋に押し掛けて、多分胃袋をガッチリ捕まえた⁉︎
”美味しい”って透也は食べてくれるから、透也のお墨付き‼︎
でも、お菓子作りは苦手。
特にケーキは、生地が上手く膨らまない…。
カップケーキは、いつも絶対に失敗して、プリンみたいになっちゃうの。
苦手ならやめればいいんだけと、1周年て特別だし、何となく頑張りたい気分!
でも……
カップケーキが嫌いになりそうな程に失敗続き。
プリンは大好きなんだけど、プリンみたいなカップケーキは嫌い。
「あ! それなら、プリンカップケーキなんてどうかな⁈ 」
自宅のキッチンで、独りごちる。
実家暮らしだけど、一人っ子の私の親はまだまだ現役で働いているため帰宅が遅い。
最近は毎日のように、仕事を終えて帰宅した後、私1人でパーティーのためのケーキを練習していた。

