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想い人
第8章 【続】第三章・勘違いの想い人

ジャージャーと何度も水を流す。
多分、胃の中のもの、全部吐き出せたと思う。
それでもまだ気持ち悪い……。
「ちょっと美空…大丈夫?」
トイレの個室を開ければ、心配顔の彩華先輩が待っていてくれた。
「……ぎぼぢわるいでず……」
今朝起きた時にも気持ち悪さはあったけど、会社を休む程じゃないかなぁなんて思って出社した月曜日。
始業時間から30分と経たずに、物凄い吐き気に襲われ、トイレに篭ること30分。
原因は分かってる。
昨日の生焼けプリンカップケーキ3個のせいだ!
「美空…今日はもう帰って休みな」
水で浸したハンカチを渡してくれる彩華先輩。
冷たいハンカチを顔に載せると気持ちがいい。
「部長達には私から伝えておくから。荷物持ってきてあげるから医務室にいなさい」
お母さんみたいにそう言うと、彩華先輩は私を医務室へと連れて行ってくれた。
多分、胃の中のもの、全部吐き出せたと思う。
それでもまだ気持ち悪い……。
「ちょっと美空…大丈夫?」
トイレの個室を開ければ、心配顔の彩華先輩が待っていてくれた。
「……ぎぼぢわるいでず……」
今朝起きた時にも気持ち悪さはあったけど、会社を休む程じゃないかなぁなんて思って出社した月曜日。
始業時間から30分と経たずに、物凄い吐き気に襲われ、トイレに篭ること30分。
原因は分かってる。
昨日の生焼けプリンカップケーキ3個のせいだ!
「美空…今日はもう帰って休みな」
水で浸したハンカチを渡してくれる彩華先輩。
冷たいハンカチを顔に載せると気持ちがいい。
「部長達には私から伝えておくから。荷物持ってきてあげるから医務室にいなさい」
お母さんみたいにそう言うと、彩華先輩は私を医務室へと連れて行ってくれた。

