この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
想い人
第8章 【続】第三章・勘違いの想い人

気づけば、1周年記念はあさってに迫っていた。
たった2日会えなかっただけで、もう死にそうだったよ。
「透也ぁっ‼︎ 」
ホンの1〜2歩の距離だけど、全速力で走って、透也の胸へと飛び込む。
「美空、もう大丈夫?」
優しい声のする上を見上げて、
「うん、すっかり元気!」
”満面”という言葉に、”極上”という愛を込めて笑って見せる。
「…っ…良かった」
一瞬瞠目して赤面した透也だけど、すぐに目を細めていつもの優しい笑みを浮かべる。
───あーもー、大好きだっ。
やっぱり一日一回はこの笑顔を見なきゃ元気が出ない!
欲を言えば、一日中この笑顔を見ていたい‼︎
「とぉやぁ〜」
透也に抱き着き、甘えた声を出して、その胸に頬ずりする。
うーん、透也の匂い。
大きく息を吸い込んで、大好きなその匂いを高鳴る胸にいっぱい送り込む。
でも、
「美空! ここ、会社だから」
ベリッ…と透也に引き剥がされた。
うーん、残念……。
たった2日会えなかっただけで、もう死にそうだったよ。
「透也ぁっ‼︎ 」
ホンの1〜2歩の距離だけど、全速力で走って、透也の胸へと飛び込む。
「美空、もう大丈夫?」
優しい声のする上を見上げて、
「うん、すっかり元気!」
”満面”という言葉に、”極上”という愛を込めて笑って見せる。
「…っ…良かった」
一瞬瞠目して赤面した透也だけど、すぐに目を細めていつもの優しい笑みを浮かべる。
───あーもー、大好きだっ。
やっぱり一日一回はこの笑顔を見なきゃ元気が出ない!
欲を言えば、一日中この笑顔を見ていたい‼︎
「とぉやぁ〜」
透也に抱き着き、甘えた声を出して、その胸に頬ずりする。
うーん、透也の匂い。
大きく息を吸い込んで、大好きなその匂いを高鳴る胸にいっぱい送り込む。
でも、
「美空! ここ、会社だから」
ベリッ…と透也に引き剥がされた。
うーん、残念……。

