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想い人
第8章 【続】第三章・勘違いの想い人

「じゃあ、俺に言うことない?」
「大好き‼︎ 」
何が何だかわからない。
でも、透也に疑われたくない、嫌われたくない、そう思い叫んだ言葉。
「……っ……」
息を飲み、顔を赤くする透也。
そんな顔も好き!
ホントにホントに好きっ‼︎
混乱する頭で、咄嗟に透也に抱き着いた。
「……じゃなくて」
小さく溜息を吐きながら、透也は私の身体を引き剥がす。
溜息とか、引き剥がされた身体とか、あーもう不安でパニック起こしそうだよ⁉︎
「何?」
涙が零れ落ちそうな目。必死に堪えて透也を見つめる。
「……………赤ちゃん」
私の頬を両手で挟み、真剣な瞳で私を見つめる透也。
「赤ちゃん?」
何故、赤ちゃん?
まさかの子作り宣言⁉︎
「美空、妊娠してるんだろ?」
──────────…
───────…
─────…
「…っ…ええ─────っ‼︎ 」
「大好き‼︎ 」
何が何だかわからない。
でも、透也に疑われたくない、嫌われたくない、そう思い叫んだ言葉。
「……っ……」
息を飲み、顔を赤くする透也。
そんな顔も好き!
ホントにホントに好きっ‼︎
混乱する頭で、咄嗟に透也に抱き着いた。
「……じゃなくて」
小さく溜息を吐きながら、透也は私の身体を引き剥がす。
溜息とか、引き剥がされた身体とか、あーもう不安でパニック起こしそうだよ⁉︎
「何?」
涙が零れ落ちそうな目。必死に堪えて透也を見つめる。
「……………赤ちゃん」
私の頬を両手で挟み、真剣な瞳で私を見つめる透也。
「赤ちゃん?」
何故、赤ちゃん?
まさかの子作り宣言⁉︎
「美空、妊娠してるんだろ?」
──────────…
───────…
─────…
「…っ…ええ─────っ‼︎ 」

