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想い人
第1章 彼氏の想い人

「透也!」
「美空?」
透也を見つけ呼び止めた場所『受付』
また受付にいる透也。
私の中の疑問が、確信に変わる。
……透也はまだ蕾さんが好きなんだ……。
蕾さんが私をじっと見つめていた。
その瞳の奥に蕾さんの透也への気持ちが篭っている気がして、怖くなって目を逸らした。
絶望感が心に広がっていく─────…。
「あ…明日……」
震える声で言いかけた私に、透也は大きなため息を吐く。
「またその話? 明日は……」
「蕾さんと食事に行くの⁈ 」
「─────…っ‼︎ 」
明らかに動揺を見せる透也。
あぁ、やっぱりそうなんだ。
零れ落ちそうになる涙を必死に堪える。
だって、透也の後ろから、勝ち誇ったような瞳で蕾さんが私を見てたから。
泣いてるの、絶対見られたくない‼︎
「美空?」
透也を見つけ呼び止めた場所『受付』
また受付にいる透也。
私の中の疑問が、確信に変わる。
……透也はまだ蕾さんが好きなんだ……。
蕾さんが私をじっと見つめていた。
その瞳の奥に蕾さんの透也への気持ちが篭っている気がして、怖くなって目を逸らした。
絶望感が心に広がっていく─────…。
「あ…明日……」
震える声で言いかけた私に、透也は大きなため息を吐く。
「またその話? 明日は……」
「蕾さんと食事に行くの⁈ 」
「─────…っ‼︎ 」
明らかに動揺を見せる透也。
あぁ、やっぱりそうなんだ。
零れ落ちそうになる涙を必死に堪える。
だって、透也の後ろから、勝ち誇ったような瞳で蕾さんが私を見てたから。
泣いてるの、絶対見られたくない‼︎

