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第1章 なおちゃんのある日の休日。

「あらお客様、サイズもうひとつ上げますね！」


店員さんはそう言うとパタパタと小走りに試着室から出て行った。


やっぱり…

最近なんかちゃんと入り切ってないかも？って思ってたんだよなー

んー太ったのかなぁ…？

体重はあんまり変わってなかったんだけど…


「お待たせしました、こっちの方がきっとお胸が綺麗に見えるはずです！」

店員さんはニコニコしながらもう１サイズ上のブラジャーをあたしに渡す。