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れんたるびでお。
第2章 なおちゃんのイ・ケ・ナ・イ覗き見
「はい、かしこまりました。只今お持ちするので、少々お待ちいただけますか?」


そう言ってお客様を見ると、顔を苦しそうにしかめ赤くなって、うっすら汗ばんでるのが見える。


「お客様?大丈夫ですか?…すぐにお持ちしますので!」

あたしが内線でスタッフを呼ぼうとしたその時。


「ご、ごめんなさい、やっぱり少し体調がすぐれないみたい…また後日お伺いしますね、ごめんなさい…」



お客様はそう言うと、よろよろと今にも倒れそうな足どりでお店を出て行った。



「……………。」


…つ、疲れた!!!

な、なんか…なんだったの?
今のマダム。

み、みんな遭遇したことあるのかな?


「休憩サンキュー。なお、行ってこいよ」

「どわっ!!!!びびびびっくりしたよーリョウタくん!」

「うわっ!バカお前俺がびっくりするわっ!なしたんだよ!」

「なななんか変なお客様が来た!」

「ああ?」
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