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恐怖!買われた経験
第6章 ハメられてハメられた!
 さんざんぼくの体を堪能してから、ご主人が、
「静江、あれを」
「あいよ」
 さすが夫婦、阿吽の呼吸、夫唱婦随で奥さんが大きいチューブのようなものを手渡す。
 ご主人は中から透明なローションを自分の手に絞り出し、
「さあ、いつまでもこんなモンでは物足りないだろう」
と、バイブを肛門から引っこ抜き、ズボンをずらして取り出した自分の男根にローションを塗りたくった。
 そのまま、ぼくの腰をしっかり押さえてヌルヌルした熱いモノを肛門に差し込んで来る。
 何時間ものバイブの刺激に敏感になっていた肛門は、その刺激に耐えられない。
「いいよ、よく締まる」
 ご主人さんの声を合図に奥さんが結合部分をアップにして撮影する。
 時間にして十五分か二十分もした頃、ようやくご主人は夥しい量の射精をして体を離した。
 奥さんもご主人も満足そうだったが、ここへ来てぼくは自分が二人に文字通り“ハメられた”ことに気づいたのだった。
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