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第7章 機器レンタルの報酬

　ご主人がシャワーを浴びている間に、奥さんから説明があった。
　ご主人はバイセクシュアル、静江夫人はサディスト。
　奥さんが男の子を買い、ご主人が交代して関係を持つのが基本パターンで、何度かこういう芝居を繰り返してきたそうだ。
　仕事人間のご主人は会社を経営しており、仕事着の背広を着て男の子を犯すのが大好き、また奥さんは男の子が嫌悪感や苦痛・羞恥に顔をゆがめるのを見ると興奮するとのこと。悪い趣味だ。
　撮ったビデオを見ながら、夜の生活をすると燃えるという話。
「遅くなったから泊ってく？」
「いえ、帰ります」
　すでに終電の時間を過ぎていたが、この部屋に泊まって夫婦のオカズ2ラウンド目を務めさせられてはたまらない。
　サウナにでも行って太ももをつたっている精液も早く流してしまいたい。
「もちろん、報酬はさしあげるわよ」
と言って、静江夫人から封筒を手渡された。
　約束の金額が入っている。
「主人の会社の経費で落とすから領収証にサインしてね」
　領収証には既に金額や日付は印刷されている。
　サインしながらよく見ると「但し、掘削機器レンタル料金として」と記載されているのには笑ってしまった。
　なるほど、掘削作業の機器を貸し出したわけだ。