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望と三人の関係
第14章 アキの彼氏
アキは望に別れを告げられて数日部屋に篭って食事も言葉も一切を絶っているような感じだったが徐々に夏美とは話すようになって…
一度だけ望と別れた事を告げた後夏美も同様に会って貰えなくなったと聞いた…
アキの事があるからと言う理由で…一時は大学を辞めようかと考えるほどに落ち込んだが…
望との結婚まで想定したアキは大学卒業後に就職する先を平均以下の企業の内定を貰っていた事もあり卒業が前提だった事から辞める事も難しく抜け殻のようになって始まった大学に通っていた…
年明け早々にもうほぼ行く必要もない大学に行く日があり一コマだけの講義を終えてキャンパスを歩いていると後ろから声を掛けられて振り向くと…
樹「栗山さん…ちょっと良い?」
そう声を掛けられた男を見て少し驚きながら…
アキ「えっ?何?」
樹「俺…山形樹…君と同じ4回生…ちょっと話ししたいんだけど時間ある?」
アキはその男を見て学部が違うが女の子の噂になってる男で誰が告白しても全て振っていると言う…
アキ「…少しなら…」
大学内で危険は無いと思ってそう言うと嬉しそうに笑った顔を見て赤くなってしまう顔を伏せ樹について行くと誰もいない講義室に入って…
樹「ごめん…いきなり…」
アキ「うん…大丈夫だけど…」
樹「俺さ…ずっと前から君が好きなんだ…だから付き合ってください…」
真剣な顔をして一気にそう言うのを聞いて…
アキ「!?えっ…えっ…でも…私…」
樹「うん…知ってる…好きな人いる…振られた事も…あっごめん…」
そう言って謝る樹に顔を振って…
アキ「大丈夫…ほんとだから…そんなの嫌でしょ?」
樹「クス…良いよ…そのままで…だから俺と付き合って?結婚を前提に…お互いもう卒業だから…俺はそれくらい君に惚れてる…ずっと前から…」
アキ「!?えっ…け、結婚…」
樹「あっごめん…それくらい惚れてるって事…マジで…大事にする…」
アキは手を合わせてお願いと言う樹の目が冗談で言っていないのが伝わって…
アキ「ほんとにいいの?私…元彼まだ凄い好きだよ?」
樹「いいよ…それで…すぐ俺だけにするから…」
そう言われて赤くなって俯き…
アキ「卒業までなら…その後は…」
樹「!!…ああ…それで良いよ!でも好きになってくれたら卒業後も付き合ってくれる?」
アキ「…う、うん…」
一度だけ望と別れた事を告げた後夏美も同様に会って貰えなくなったと聞いた…
アキの事があるからと言う理由で…一時は大学を辞めようかと考えるほどに落ち込んだが…
望との結婚まで想定したアキは大学卒業後に就職する先を平均以下の企業の内定を貰っていた事もあり卒業が前提だった事から辞める事も難しく抜け殻のようになって始まった大学に通っていた…
年明け早々にもうほぼ行く必要もない大学に行く日があり一コマだけの講義を終えてキャンパスを歩いていると後ろから声を掛けられて振り向くと…
樹「栗山さん…ちょっと良い?」
そう声を掛けられた男を見て少し驚きながら…
アキ「えっ?何?」
樹「俺…山形樹…君と同じ4回生…ちょっと話ししたいんだけど時間ある?」
アキはその男を見て学部が違うが女の子の噂になってる男で誰が告白しても全て振っていると言う…
アキ「…少しなら…」
大学内で危険は無いと思ってそう言うと嬉しそうに笑った顔を見て赤くなってしまう顔を伏せ樹について行くと誰もいない講義室に入って…
樹「ごめん…いきなり…」
アキ「うん…大丈夫だけど…」
樹「俺さ…ずっと前から君が好きなんだ…だから付き合ってください…」
真剣な顔をして一気にそう言うのを聞いて…
アキ「!?えっ…えっ…でも…私…」
樹「うん…知ってる…好きな人いる…振られた事も…あっごめん…」
そう言って謝る樹に顔を振って…
アキ「大丈夫…ほんとだから…そんなの嫌でしょ?」
樹「クス…良いよ…そのままで…だから俺と付き合って?結婚を前提に…お互いもう卒業だから…俺はそれくらい君に惚れてる…ずっと前から…」
アキ「!?えっ…け、結婚…」
樹「あっごめん…それくらい惚れてるって事…マジで…大事にする…」
アキは手を合わせてお願いと言う樹の目が冗談で言っていないのが伝わって…
アキ「ほんとにいいの?私…元彼まだ凄い好きだよ?」
樹「いいよ…それで…すぐ俺だけにするから…」
そう言われて赤くなって俯き…
アキ「卒業までなら…その後は…」
樹「!!…ああ…それで良いよ!でも好きになってくれたら卒業後も付き合ってくれる?」
アキ「…う、うん…」