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リヴァイ兵長は選べない人
第4章 罪作りな人
「少しは落ち着いたか?」
「兵長本当にすみませんでした…」
「いや、俺も悪い。こんなにお前を苦しめる事になると思わなかった」
「そんな事ないです」
エレンはリヴァイの手を握って言った。
「俺、兵長が初めての人でよかったと思っています」
「後悔していないのか?」
「してません。あなたを好きな事には変わりないから…」
エレンは俯いてリヴァイの肩にもたれ掛かってきた。
リヴァイは優しく髪の毛を撫でる。
普段のエレンに戻ってくれてリヴァイは胸を撫で下ろしていた。
「でもこんな乱暴な…ガキ染みた事しているようじゃ、
兵長を振り向かせられないですよね。先輩たちにも勝てる訳がない」
「お前はまだ若い。まだ正常な世界に戻れる」
その言葉を聞くと顔を上げ、エレンは首を左右に振った。
そしてそっとリヴァイに口付けて言った。
「片思いでもいいです、せめて飽きるまで好きでいさせて下さい…」
「兵長本当にすみませんでした…」
「いや、俺も悪い。こんなにお前を苦しめる事になると思わなかった」
「そんな事ないです」
エレンはリヴァイの手を握って言った。
「俺、兵長が初めての人でよかったと思っています」
「後悔していないのか?」
「してません。あなたを好きな事には変わりないから…」
エレンは俯いてリヴァイの肩にもたれ掛かってきた。
リヴァイは優しく髪の毛を撫でる。
普段のエレンに戻ってくれてリヴァイは胸を撫で下ろしていた。
「でもこんな乱暴な…ガキ染みた事しているようじゃ、
兵長を振り向かせられないですよね。先輩たちにも勝てる訳がない」
「お前はまだ若い。まだ正常な世界に戻れる」
その言葉を聞くと顔を上げ、エレンは首を左右に振った。
そしてそっとリヴァイに口付けて言った。
「片思いでもいいです、せめて飽きるまで好きでいさせて下さい…」