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リヴァイ兵長は選べない人
第1章 事の始まり
エレンは大きな瞳を見開き、ガバっと起き上がった。
ベッドのスプリングが大きく揺れる。
今…この人は何と言った…?
団長はセックスする中の一人…?!一人…???
エレンはリヴァイの手を掴むと裏返りそうな声で言った。
「ひっ、一人ってどういう事ですか?!」
「エルヴィン一人だけじゃないって事だ」
「ええ?!マジで言っているんですか?!」
「こんな事を冗談で言ってどうする…?」
普段のしかめっ面に戻ったリヴァイは、顔だけエレンの方に向けて視線を飛ばしてきた。
まだ幼いエレンには理解し難い言葉で、頭の中は収集がつかず、
思考が完全停止しそうな程になっていた。
いや、エレンでなくてもこの発言には普通の人間だと驚くだろう。
それをリヴァイはさらっと言ってしまったのだ。
「他も誰か聞きたいか?」
「お…教えて下さい…」
エレンは視線が耐えれず、リヴァイから視線を外して俯いた。
握り締める両手の拳にどんどん汗が滲んでくる…
「関係を持っているのはエルヴィン以外にミケとエルドとナイルだ」
「え、ええ?!はあ??!」
「あぁ、ナイルは憲兵団のヤツな」
頭を強く打ち付けられた感覚をのままエレンは振り向いてリヴァイを見た。
相変わらず顔色一つも変えず、エレンを見つめてくる。
ベッドのスプリングが大きく揺れる。
今…この人は何と言った…?
団長はセックスする中の一人…?!一人…???
エレンはリヴァイの手を掴むと裏返りそうな声で言った。
「ひっ、一人ってどういう事ですか?!」
「エルヴィン一人だけじゃないって事だ」
「ええ?!マジで言っているんですか?!」
「こんな事を冗談で言ってどうする…?」
普段のしかめっ面に戻ったリヴァイは、顔だけエレンの方に向けて視線を飛ばしてきた。
まだ幼いエレンには理解し難い言葉で、頭の中は収集がつかず、
思考が完全停止しそうな程になっていた。
いや、エレンでなくてもこの発言には普通の人間だと驚くだろう。
それをリヴァイはさらっと言ってしまったのだ。
「他も誰か聞きたいか?」
「お…教えて下さい…」
エレンは視線が耐えれず、リヴァイから視線を外して俯いた。
握り締める両手の拳にどんどん汗が滲んでくる…
「関係を持っているのはエルヴィン以外にミケとエルドとナイルだ」
「え、ええ?!はあ??!」
「あぁ、ナイルは憲兵団のヤツな」
頭を強く打ち付けられた感覚をのままエレンは振り向いてリヴァイを見た。
相変わらず顔色一つも変えず、エレンを見つめてくる。