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リヴァイ兵長は選べない人
第1章 事の始まり
「兵長、すごいいやらしい…」
「はーっ、はーっ…」

触れている身体はとても熱く、エレンの心も満たされる。
今この時だけ、彼は自分の物になったような気分になれるからだ。
ゆっくりと中から自身を取り出し、リヴァイの放った物をさっとタオルで拭った。
タオルを敷いたまま、自分がそこに転がり隣にリヴァイを横たわらせた。
相当強くイったせいか、リヴァイはまだ胸を上下に揺らし大きな呼吸をしていた。

「ねぇ兵長?教えて下さい。エルヴィン団長ですよね?」

リヴァイを自分の方に向かせて頬を撫で、顔を近づけて問う。
まだ目はうつろで焦点が定まっていなかったが、どうしても聞きたかった。

「そ…そんなに聞きたいか…?」
「はい、ちゃんと知っておきたいです」

リヴァイはゆっくりと身体を動かし天井に身体を向けた。
そして囁くように言った。

「おまえの予想は当たっている。エルヴィンはセックスする中の一人だ」















…え……?!
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