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リヴァイ兵長は選べない人
第6章 熱情
夕食にはまだ早い時間、ミケは一汗流そうと共同の浴場へ向かった。
リヴァイはちゃんと皆と話を出来ているのだろうか…?
誰かと揉めたりしていないだろうか…?
また明日辺り、様子を聞いてみようと考えていた。
脱衣所についてシャワー室に入った。
まだ早い時間なので先客は一人のようだ。
一か所ずつ敷居がされ、小さ目の扉がついているタイプのシャワー室だ。
一番右隅を使用されていたので、一番反対側の左隅を使う事にした。
ミケは頭から一気にシャワーを全身にかける。
石鹸を泡立て一通り手早く洗い終えると蛇口を捻ってお湯を止めた。
出口に向かおうとしたミケはふと違和感を感じた。
一番右隅のシャワーの音が一定の音を奏でたままなのだ。
ゆっくりと近づいてみると、足元に跳ね返ってくるそのシャワーは冷水だった。
ミケは歩みを早めて近づくと、ドアの下から投げ出された足が見えた。
「おい?!」
声を掛け、迷わず扉を引いて開けた。
そこには冷水のシャワーを浴びて、座り込むように壁にもたれているリヴァイがいた。
「リヴァイ!何をしているんだ?!」
リヴァイはちゃんと皆と話を出来ているのだろうか…?
誰かと揉めたりしていないだろうか…?
また明日辺り、様子を聞いてみようと考えていた。
脱衣所についてシャワー室に入った。
まだ早い時間なので先客は一人のようだ。
一か所ずつ敷居がされ、小さ目の扉がついているタイプのシャワー室だ。
一番右隅を使用されていたので、一番反対側の左隅を使う事にした。
ミケは頭から一気にシャワーを全身にかける。
石鹸を泡立て一通り手早く洗い終えると蛇口を捻ってお湯を止めた。
出口に向かおうとしたミケはふと違和感を感じた。
一番右隅のシャワーの音が一定の音を奏でたままなのだ。
ゆっくりと近づいてみると、足元に跳ね返ってくるそのシャワーは冷水だった。
ミケは歩みを早めて近づくと、ドアの下から投げ出された足が見えた。
「おい?!」
声を掛け、迷わず扉を引いて開けた。
そこには冷水のシャワーを浴びて、座り込むように壁にもたれているリヴァイがいた。
「リヴァイ!何をしているんだ?!」