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リヴァイ兵長は選べない人
第6章 熱情
「はーっ。はーっ…」
「…抜くぞ」

そう告げるとゆっくりとリヴァイの中から自身を取り出した。
そしてタオルで下腹部を拭ってやると、そのまま強く抱きしめた。
愛しい愛しいリヴァイ。
頭を優しく撫でながら何度も口づけをする。
するとリヴァイもそれに応え、舌を絡めながら抱き付いてきた。

「お前は…本当に優しいな、ミケ…」

そう耳元でリヴァイは囁いた。その吐息でさえ愛しい。
リヴァイの顔をそっと見ると、目を閉じて一筋の涙を流していた。
それを見ない振りをして、ミケは一層強くリヴァイを抱きしめた。




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