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夜まで待てないっ!
第1章 逆光線

「僕ですか?

・・・あぁ、あまりこの時間帯に顔を見せませんが・・・


22階に住んでいるんですよ?・・・あ、本名ですこれ、正木 冬真と言います」



「え・・・22階? 私と同じ・・・気付かなかったわ・・・」

麻未は少し驚き、男の顔を確かめた。


「あ・・・エレベーターでお会いした・・・ティッシュをたくさん抱えて・・・?」

麻未は思い出した事を、そのまま呟いた。


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