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夜まで待てないっ!
第7章 夏の扉



「しょうがないわね・・・誰かに見られると困るから、すぐにドアを開けてね?」



麻未は昨日のワンピースを着ると、部屋を出る。


同じ通路に人がいなければ、フェンスで周りからは見えない。



冬真の部屋の前まで、小走りで近づく。


部屋の前まで来ると、中からドアがそっと開いた。


麻未は滑り込むように、冬真の部屋の玄関へと入った。



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