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夜まで待てないっ!
第7章 夏の扉


「もう・・・ドキドキするわよ・・・あっ!」


玄関で待っていた冬真は、いきなり麻未を抱きしめた。



「麻未さん・・・昨日からこうしたかった・・・

早くあなたを抱きしめたくて・・・」



いつかの夜のように、冬真は麻未を抱き抱え、ベッドへ降ろした。


「まって冬真くん、ちょっといきなり・・・」


麻未は少しびっくりして、冬真の腕を押し戻す。



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