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夜まで待てないっ!
第7章 夏の扉


不意に冬真は麻未に唇を合わせる。


「優しい・・・麻未さん・・・心配ばかりかけてごめんなさい。


・・・でも僕は麻未さんさえ傍に居れば・・・」



「馬鹿ね・・・私は家庭があるのよ?

 あなたの側にいつも居られ無いでしょ・・・」



麻未は少し切ない気分になり、冬真から顔を遠ざける。




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