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夜まで待てないっ!
第9章 真夏の珍事
夫の隆生さんも・・・愛してくれ、大事にしてくれる。
でも・・・違うの、異質なのよ、全てが。
結婚と恋愛って・・・やっぱり別物なのね・・・不真面目かしら?!」
麻未はビールを飲み干し、ベッドに入る。
(今、この瞬間、私は幸せを確信できる。
それは冬真くんが・・・いるからだわ。
傍に居なくても、彼は私の心の真ん中に・・・いてくれる。
こんな充実感を感じられるなら、私はどんな罰を受けても、構わないっ!)
不意に麻未のスマホに光が走り、LINEの着信を知らせる。