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夜まで待てないっ!
第10章 9月の雨


麻未は全く想いの整理がつかず、とりあえず立ち上がってみる。


「うん・・・良いよ・・・それは嘘なんかじゃない・・・あなたの心の叫びよね。



わたし・・・部屋に戻りますね・・・ゴメンね冬真くん・・・

あなたを・・・愛し続けたかったわ・・・」



麻未はそう言うと、大粒の涙をぼろぼろと零した。





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