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夜まで待てないっ!
第11章 雪の降る街



「待ちますよ、麻未さん。

       僕はいつまででもね?



それにね、お店が・・・

スタッフが、オーナーを首を長~くして、待ってますよ? フフッ♪」


冬真は弾ける笑顔で、麻未に応える。



「うん・・・うん、ありがとう。でも・・・もう私は・・・」



麻未は下を向き、とうとう涙を落としてしまう。



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