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夜まで待てないっ!
第4章 優しいキスをして


   *****


まだ時間が早いとあって、店内は客が1組のみ。



冬真は買った煙草を先輩らしきホストに渡している。


麻未の方をちらっと見た先輩ホストは、

冬真をからかったような顔つきで、何か言っている。



冬真はぺこっと頭を下げると、水割りのセットを持って、麻未のテーブルに付いた。


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