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花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第4章 春の夢 其の四
 長屋を出て、いかほどの刻が経ったのか。気が付けば、清七はその腕に赤児を抱いて走っていた。見憶えのある長屋の前まで来ると流石に気が緩み、ホッとして脚取りもゆっくりとしたものになる。清七は自分の家の腰高(こし)障子(だか)を開けると、さっと中に身を滑らせた。
 随明寺から走りに走ってきたゆえ、脚の速さには少しは自信のある清七も荒い呼吸をしていた。
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