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花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第9章 桜いかだ 其の弐 
 早春、白い大きな花を咲かせる白木蓮はそれこそ天から降る散華のような花びらを幾枚も重ね合わせた気高く、清楚な花である。
 随明寺の境内にも―確か絵馬堂の近くにも咲くはずだ。気高い美しさを持ちながらも、同時に艶やかなこの花は、何となくおれんにふさわしいような気がした。
「―おとっつぁん、良かったわね。おめでと」
 唐突に娘に祝福され、弥助は眼を瞠った。
「おい、他には何も知らなくて良いのか? 曲がりなりにもお前のおっかさんになる人だぞ?」
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