この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第11章 四つめの恋花 山茶花~さざんか~ 其の壱
 最早、一歩も歩けないほど身体は冷え切り、手脚はかじかんでいる。昨夜から丸一日、何も口にしてはおらぬ胃の腑は空腹を通り越して、きりきりとした痛みをしきりに訴えてきた。自分では脚を前に踏み出そうとしているつもりなのだが、身体にいっかな力が入らず、ふわふわと雲の上を歩いているような心地がした。
―いけない、このまま、ここで倒れちまったら、死んじまう。
/924ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ