この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第11章 四つめの恋花 山茶花~さざんか~ 其の壱
 千汐は一度、母の部屋の傍を通りかかったことがある。そんな母親に格別に用事があるはずもなく、ただ偶然のことである。しかし、母の部屋から聞こえてきたその声に、千汐は思わず耳をそばだてた。ひそやかな部屋内から響いてくるかすかな衣擦れの音、くぐもった声や息遣い―、それらがそも何を意味するものかは世間知らずの十五の娘にも自ずと知れた。
/924ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ