この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第11章 四つめの恋花 山茶花~さざんか~ 其の壱
 そんな男は千汐の身体に触れもせず、金だけを置いて、さっさと逃げるように去ってゆく。それでも、まだ金を置いていけば良い。 銭も払わず逃げてゆこうとする男には、袖を引っ張って言ってやるのだ。
―兄さん。ちょっと、忘れ物。お代をまだ貰っちゃいないよ。
 千汐の顔を見ようともせず、化けものに銭を投げつけるようにして出てゆく男を、千汐は醒めた眼で見送る。
/924ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ