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花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第12章 山茶花~さざんか~ 其の弐
 流石に、切見世からも追放された真の理由は言えなかった。自分が業病持ちだと告白すれば、いかに人の好いこの男だとて、自分から離れてゆくに違いない。
 目下のところ、千汐の病状は小康状態を得ているといった感じで、目立った進行はない。脚と二の腕にこの病気独特の赤く爛れたような患部が出現しているが、これは包帯を幾重にも巻いていることで、何とかごまかしていた。
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