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花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第12章 山茶花~さざんか~ 其の弐
 らいだなどと知れれば、どんな客でも一目散に逃げ出してしまう。それでは、商売にならない。らいは感染する。それでなくとも、膚を合わせ、深く結び合えば、感染の可能性はまず避けられなかった。
 これまでの二年間、千汐は自分が病持ちであることをひた隠してきた。業病持ちであることを隠し、客を取ることにいささかの躊躇いも罪悪感も感じなかった。身体を重ねた男の中には、感染した者もいるかもしれない。そう考えても、不思議と心は少しも揺れなかった。
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