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妻の下着が変わった時に
第6章 美和

「子供達 寝かしつけてきた」

陽子と美和が部屋に入って来て 言いながら 

美和は和夫の横に座り ビールを飲み始め 
陽子は立ち尽くし困った顔をしていた 美和が

「この人の横 座って」 事も無げに言い
陽子は隼人の横に座った 美和が陽子に

「この人の事 好き?」と いたぶる様に聞き 陽子が項垂れ 

「それだけは聞きたいの どっち?」陽子が小さく好きですと答えた 

「私から提案が有るんだけど 聞いて呉れる?」 

「4人で 結婚しよう」 
3人が驚いたように美和を見た

「さっき言ったでしょ 離婚したら子供達どうなるか」 

「それなら子供達が独立してから離婚する? 詩音今10歳 後12年 
 家庭内別居で12年なんて牢獄だよね」 

「私嫌だわ 詩音だって可哀そうでしょう」 

「それならどうしたら良いか考えたの 4人で夫婦に成れば良い」

「どう貴方?」 、

「どう思う?」隼人に聞いた 

「私達もう 婚前交渉してみたの」 
隼人が驚いたように和夫と美和を見て 陽子も驚いた顔で和夫を見た 

「一緒でしょう」 美和は事も無げに言い放ち 3人を見つめていた 
沈黙の時間が流れ 美和は一人ビールを飲み続け 長い沈黙が続き 

美和が和夫を見て 

「和夫さん貴方自分は被害者と思ってるでしょう でもね貴方にも責任有るのよ」
和夫は美和を見た 

「二人の見たわよね?」 頷くと 

「二人長い間 抱き合って居たでしょ 和夫さん私を抱いた時 
 暫くぶりだったって 言ってたわよね」 

「陽子さんとエッチ どれ位の時間?」

「この二人抱き合っている時 2時間とか3時間抱き合って居たでしょう?」

「エッチしなくても抱き合っていた 多分お部屋に居る時はずっとだと思うの」 

「和夫さん寝る時 横に居るから良いと思ってたでしょ?」

「抱きよせて 好きとか愛してるとか 言った?」 和夫は首を振った

「陽子さん 和夫さんの事どうなの?」 陽子が下を向いた 

「好き?嫌い?」 

陽子が顔を上げ
「今でも好きです ごめんなさい」項垂れた

「和夫さん 私とでは駄目?」
和夫は頭の中が 余りに突然の申し出に混乱していた 

「隼人はどう?」 

「和夫が 良いと言えば」 隼人は美和を見ながら言い

皆が和夫を見つめ 
        沈黙が続いた・・・・・ 
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