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第3章 揺れる背中

その後陽子も和夫の部屋を訊ねる様に成り
朝を二人で迎える事も多くなった

ある時些細な事からの喧嘩で
陽子が部屋を飛び出し

二か月程合わない時期が有った
和夫も意地に成り連絡を取らず
このまま終わりかと・・・

仕事を終え　アパートへ帰ると
アパートの階段の下に陽子が佇み和夫を迎えた

見るとマスカラが溶け　顔がパンダの様な
隈を作って　和夫は思わず笑いだしていた
陽子も泣き笑いを浮かべ　抱き着いて来た

二人部屋に入ると　二か月を取り戻す様に
服を脱ぎ捨て　裸でその夜は何度も体を重ね

翌年二人は結婚し　子供を二人設け１７年が過ぎ
夫婦の営みも　ややマンネリと成ってきていた

子供を二人産んだ陽子の膣は変わらず和夫を
握り込み膣壁は鬼頭を刺激してくる

結婚前に何人かとの関係は有ったが
陽子の様な膣を持つ女性は初めてだった