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バカな男に私は夢中
第14章 想い

「ん~ご飯は普通だね。」

「レトルトやろな。さすがに王室使用ちゃうわ!」

私たちはそういうと笑った。

時間は18時過ぎ。

だんだん夜が近づいてきた。

(や、やっぱり今日..する..よね..)

私はピラフを食べる斎藤をチラッとみた。
視線に気づいた斎藤が私を見る。

「なんや?」

「う、ううん!何でもない!あ、静かだし、テレビつけよっか!」

そういって紛らわすようにリモコンを取った。

「あ、百合ちゃんテレビは..」

「え?」

時すでに遅し。
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