この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
バカな男に私は夢中
第16章 百合

(また高校の時みたいに離れてくんでしょ..?)

そう思った時、帰りの電車で俊介にいわれたことを思い出した。


『百合ちゃん、新しい場所やとまた騒がれるかもしれんけど、頑張って慣れんとあかんで?ビシッてゆうてまうんはあかんで?』

『..わかってるわよ..』

『誤解される前に、人見知りなことゆうとけば何とかなるし、四年間付き合うねからな?』

『はいはい。』

私が適当に答えていると俊介が溜め息をついた。

『ほんまにわかっとんかいな!ちょっとは自分も変わらんと、周りも変わらんで?』
『....』

(自分が変わる、か..)

『男にはそれでええから!愛想悪してええから!』

『何でよ。』

『ほやかて心配やわ...百合ちゃん狙う奴絶対出てくるから..』

頭を抱えて、何やら一人でぶつぶつ呟く俊介を見て笑ってしまった。

(マキも俊介も....きっと、この一年は無駄じゃなかった。)
/387ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ