この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
バカな男に私は夢中
第2章 興味
「....!?」
初めていわれた言葉に思わず腰を引いた。
(な....!)
「....なにいってるの?バカじゃないの?」
「うわー関東の人に馬鹿っていわれると、ごっつい傷つく....」
ちゃかして言う斎藤を見ながら、私は何故だか胸がドキドキした。
「今日はもう授業出えへんの?」
「え?あー..」
私は時計を見た。
もう授業始まっちゃった..
「..うん。次で終わりだし。英語だからいらないから。」
「百合ちゃん英語得意やもんなぁ!ほんなら俺もサボっちゃおー。」
そういって参考書を取り出しテーブルに置くと、財布を持って飲み物を注文しにいった。
(何で英語が得意って..)