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バカな男に私は夢中
第19章 出会
「百合ちゃんは将来なにするとか決めてるの?」

「んー..特に....」

私が適当に答えると、男は気まずそうに笑った。

(つまんない人だなぁ)

私はふぅ..と気づかれないようにため息をついた。

そしていつものように別れ、私は家に帰った。

「ただいまー」

「お帰りなさいまし百合さん。」

「夕飯いらないの。部屋に入るね。」

「はい。」

サエに言うと私は足早に部屋に戻った。
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