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バカな男に私は夢中
第4章 衝撃
「俊、お前どこ行ってたんだよ~」
「んーまぁちょっとなぁ!」
「またサチー?」
「あんたそろそろ..」
そういいかけた女の子の口を手でふさいだ。
「教室で話すことじゃあありません~」
するともう1人の男が間に入り、斎藤の手を払った。
「お前こいつには手出すなよ!」
「おい、あほか!なんで友達の女に手ぇ出さなあかんねん!」
そういって笑いながら肩をすくめた。
(こいつには..?)
その言葉に少し引っかかった。
斎藤が私の視線に気づいて、手を上げる。
私は急いで顔を背け、机に突っ伏した。
するとすぐに先生が入ってきて、授業が始まった。