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第11章 寝取られに…

ふたたび郁と悠が画面に現れました。ふたりは手をつないで、ベッドに腰掛けました。もちろん、ふたりとも裸です。画面を覗き込み、郁は手を振っています。そして悠を促すと、座ったままキスを交わしました。

僕はコーヒーを飲むのも忘れ、画面に見入りイヤホンに耳を澄ましていました。郁と悠の交わりは、愛に溢れたものでした。何をするにもキスをして、顔を見つめ合います。そして当然、何もふたりを隔てるものはありません。もう安全日は終わっていますが、ゴムはつけていません。長い長い愛の交わりを、僕は画面通じて見守っていました。

「悠…お姉、イクっ！」
僕たちの愛の生活はこれから始まります…。