この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
こころから
第30章 直人15

「食事はいいわ。遅くなっても帰ってから食べる。
いつもそうしてるの」

 そう言われて、久美子さんも早く抱き合いたい、
と思ってくれているのかと一瞬期待したが、
すぐにそうではないとわかった。

 ラブホテルを使うのは、
まるでそれだけが目的のような気がして嫌だったので、
ぼくはビジネスホテルのセミダブルルームを予約していた。
食事もつかない素泊まりのみだが、
チェーン展開でどの地方にもあり、部屋がいつも清潔なので気に入っている。
チェックインを済ませ、ふたりでエレベーターに乗る
部屋まで待ちきれずにぼくは久美子さんを抱き締めた。

「やめて。ここカメラついてるわ」
/316ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ