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こころから
第30章 直人15
「あ、すみません」
気まずい雰囲気だ。
目的の階に到着し、ドアが開くと久美子さんは逃げるように出て行ってしまう。
急いで追いかけ、カードで部屋の施錠を解除し、ふたりで中に入った。
ようやくふたりきりになれた。
ぼくは久美子さんを抱き締めた。
抱き締めて、キスをして、
キスしながら久美子さんを脱がせていった。
久美子さんは協力的ではなかったが、
拒否もしなかった。
されるがまま、だった。
久美子さんを下着だけの姿にして、
ぼくもパンツ一枚になった。