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こころから
第31章 久美子15
そっとベッドに押し倒される。
頭を打たないように、後頭部に手を添えてくれている。
優しい直人くんの顔が近づいてきて、
私は目を閉じる。
キス。
直人くんのくちびる。
直人くんの舌。
直人くんの熱い吐息。
鼻と鼻がぶつかり、くちびるが歪むほど強く押しつけ合い、
舌が性器のようにお互いを求め合う。
直人くんの唾液が欲しくて、私は小鳥のようにくちを開けて待つ。
キスだけでこんなに甘い気持ちで満たされるなんて信じられない。
直人くんの顔をもっと見たくて、
目を閉じているのがもったいなくて、
うっとりとしたまま目を開く。
頭を打たないように、後頭部に手を添えてくれている。
優しい直人くんの顔が近づいてきて、
私は目を閉じる。
キス。
直人くんのくちびる。
直人くんの舌。
直人くんの熱い吐息。
鼻と鼻がぶつかり、くちびるが歪むほど強く押しつけ合い、
舌が性器のようにお互いを求め合う。
直人くんの唾液が欲しくて、私は小鳥のようにくちを開けて待つ。
キスだけでこんなに甘い気持ちで満たされるなんて信じられない。
直人くんの顔をもっと見たくて、
目を閉じているのがもったいなくて、
うっとりとしたまま目を開く。