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こころから
第41章 久美子20
 直人くんは毎回、私にどれほど魅力を感じているか、
私のことをどれくらい好きか、
言葉と態度で示してくれる。
最近ようやく、
部屋を明るくされたままで抱かれることにも慣れてきた。
若いから、というのももちろんあるだろうけど、
私の裸を見てちんちんを勃起させてくれるのが嬉しい。

 今のところ家族は全然疑っていないと思う。
仕事で遅くなることはしょっちゅうだし、
服装だって派手にならないように注意している。
本当はかわいい下着を見てもらいたいけど、
直人くんが普段使っている下着のほうがいいと言うのだ。
だから私は、さすがに少しくたびれたやつは避けるけど、
ベージュとかグレーとか薄いピンクとかの地味な下着を選ぶ。
飾っていない、今日は見せるつもりなかったのに、
という感じが好きだと言う。
シミとかついてるともっと嬉しいですけど、
なんて言ってたのは丁重に無視した。
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