この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
こころから
第8章 直人4
仕事にもだいぶ慣れた。
今年、うちの部署に新入社員は回ってこなかったので、
まだぼくが牧原部長のお供を続けられている。
牧原部長の右腕、はさすがに言い過ぎだが、
迷惑をかけない程度には、仕事をこなせている。
時には、ぼくの意見を聞いてくれるし、
その意見を尊重してくれたりもする。
出張の帰り道。
駅に電車が到着し、車内の様子を見てげっそりした。
「座れそうにないですね」
「そうね」
時に気にするようでもなく、牧原部長は言った。
お疲れの牧原部長には座ってもらいたかったが無理そうだ。
今年、うちの部署に新入社員は回ってこなかったので、
まだぼくが牧原部長のお供を続けられている。
牧原部長の右腕、はさすがに言い過ぎだが、
迷惑をかけない程度には、仕事をこなせている。
時には、ぼくの意見を聞いてくれるし、
その意見を尊重してくれたりもする。
出張の帰り道。
駅に電車が到着し、車内の様子を見てげっそりした。
「座れそうにないですね」
「そうね」
時に気にするようでもなく、牧原部長は言った。
お疲れの牧原部長には座ってもらいたかったが無理そうだ。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


