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こころから
第13章 久美子6
 せめてあと十歳若ければな、と考える。
十歳若かったとしても四十四歳か。
もし今四十四歳だったとしても、
あと十歳若ければな、と考えると思う。
そしてそれでも、まだ彼より年上なのだと気づいて絶望する。

 現実は容赦がないな、と思いながら、
手のひらのボディソープを泡立てる。
美香の使っているボディソープではなくて、
量販店で買ったお得用のボディソープ。
若い子と同じ匂いを振りまくのはおこがましい気がしてしまう。

 彼に無邪気に甘えられる美香の若さがうらやましい。
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