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言葉に出来ない
第7章 I LOVE YOU〜亮平
「ダメだ…」
「えっ?」
「美由ちゃんがあまりにも可愛くて、
色っぽくて…。
高校生みたいに、出ちゃったよ。
こんなに早くなかったのにな。
これじゃあ、いざという時、
美由ちゃんを気持ち良くしてあげれないよ」とぼやくと、
「高校生の時に…してたの?」と真顔で訊くので、
「えっ?
いや、まさか。
自分でシコシコやってただけだよ?
高校までは、
男子校で、サッカーばっかだったし」
クスクス笑いながら、
「でも、亮平さん、モテましたよね?
カッコよかったもの」
「えっ?」
「思い出したんです。
本当に時々、
学生服姿で、大きいカバン持って、
少し怠そうに脚を引き摺って歩いてるトコ、
お茶のお稽古の帰りにすれ違いましたよ?
でも、亮平さん、
全然私のことなんて観てなかったし、
私もお茶室で会ったことがあるお兄様だったなんて、
全然、気が付かなかったの」
「部活の帰りかな?
もう、ハードでいつも、早く帰って横になりたくて、
ゾンビみたいに歩いてた」
「ゾンビ?」
美由ちゃんは楽しそうに笑う。
「ちょっとシャワー借りようかな?」
と言うと、
「私も浴びないと…。
えっと…。
濡れちゃいました」と言うから、
俺の方が紅くなってしまって、
誤魔化すように、
「一緒にシャワーしようか?」と言うと、
「良いですよ?」と澄ました顔で言われて、
俺の方が動揺してしまった。
「えっ?」
「美由ちゃんがあまりにも可愛くて、
色っぽくて…。
高校生みたいに、出ちゃったよ。
こんなに早くなかったのにな。
これじゃあ、いざという時、
美由ちゃんを気持ち良くしてあげれないよ」とぼやくと、
「高校生の時に…してたの?」と真顔で訊くので、
「えっ?
いや、まさか。
自分でシコシコやってただけだよ?
高校までは、
男子校で、サッカーばっかだったし」
クスクス笑いながら、
「でも、亮平さん、モテましたよね?
カッコよかったもの」
「えっ?」
「思い出したんです。
本当に時々、
学生服姿で、大きいカバン持って、
少し怠そうに脚を引き摺って歩いてるトコ、
お茶のお稽古の帰りにすれ違いましたよ?
でも、亮平さん、
全然私のことなんて観てなかったし、
私もお茶室で会ったことがあるお兄様だったなんて、
全然、気が付かなかったの」
「部活の帰りかな?
もう、ハードでいつも、早く帰って横になりたくて、
ゾンビみたいに歩いてた」
「ゾンビ?」
美由ちゃんは楽しそうに笑う。
「ちょっとシャワー借りようかな?」
と言うと、
「私も浴びないと…。
えっと…。
濡れちゃいました」と言うから、
俺の方が紅くなってしまって、
誤魔化すように、
「一緒にシャワーしようか?」と言うと、
「良いですよ?」と澄ました顔で言われて、
俺の方が動揺してしまった。